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ミセレポ

【お店情報】No.016 日常とは少し離れた和みを。くれは珈琲焙煎堂 桝カフィ2015/09/06

「桝カフィ」の桝谷寿美さん

いつもご覧いただきありがとうございます!富山×若者委員会です!我々のミセレポを通して、富山の魅力ある店舗とそこで働いておられる方を知っていただきたいと考えています。
今回私が取材させていただいたのは、「くれは珈琲焙煎堂 桝カフィ」の桝谷さま(以下:桝谷さん)です。
桝カフィは富山市呉羽町の住宅街の中にある、自家焙煎の珈琲豆を販売しているお店です。
実際にお店にお邪魔して取材をさせていただきましたが、
一歩入るとそこには、日常とは少し離れた和みの空間が広がっていました。
今回の取材では、桝谷さんに関することや、お店を始めるに至ったきっかけなどを伺ってきました。



桝谷さんが珈琲豆の専門店を始める前の職業を、皆さんは想像できますか?
実は、23年間「保育士」をしておられたとのこと。ますます転職の理由が気になります。

保育士という仕事を通して、“忙しい毎日を過ごしている方の多さ”をつねに実感していた桝谷さんは
自身の癒しになっている「珈琲のチカラ」で、忙しい方々のお役に立てないかと考えていたそうです。
転機は、親しい方や恩師から「気持ちがあるなら、体力があるうちに始めたほうがいい」とアドバイスされたり
家族からの全面的な協力を得られたこと。そんなたくさんの後押しや応援に一念発起し、
本格的に「自家焙煎珈琲豆の専門店」の開業を目指すことになったそうです。

ちなみに保育士時代の休日は、自宅車庫に仮設した焙煎場で、楽しみを兼ねた焙煎練習に励んでいたとのこと。
この時に培った経験をお店づくりに活かされていることが、取材をしてよくわかりました。

2013年、いよいよ保育士から珈琲豆専門店のオーナーへ。
長く勤めた保育の経験や、珈琲好きの視点を生かし、自分ならではの珈琲店をめざすチャレンジがはじまりました。
あえてカフェにはせず、自家焙煎珈琲豆の販売のみに特化。
ただし「焙煎してある豆なら何種類でも試飲できる」という他にはないスタイルで
お客様の珈琲豆選びに、おトクと楽しさを加味されています。つまり、飲んで選べる珈琲豆屋さんということですね。
桝谷さん自身が「あったらいいな」と思うお店を、できるかぎり再現してみたということでした。

竹やレンガ、畳や焼き杉板で構成された独特の雰囲気の店内は、家族のDIYによる手作りで、
「幕末・明治」の茶店をイメージされたとのこと。
珈琲が一般庶民と出会ったのがその頃と言われ(伝来はもっと前だそうです)、
桝カフィの珈琲もお客様と出会い、長く愛されるようになることを願ってのデザインコンセプトだそうです。

試飲してお気に入りの豆を選べる販売方法や、店舗づくりに込められた意味を知り、
最初に感じた「日常とは少し離れた和み」に納得。
桝カフィは珈琲好きの方はもちろん、どんな方でも安心して立ち寄れ
珈琲選びや試飲を楽しみながら、和やかな気持ちになれる素敵なお店だと感じました。
お店にはつねに20種類近い珈琲豆が並び、珈琲のおいしい淹れ方や器具のアドバイスなども気軽に聞けたり、
希望すればドリップ体験もさせてもらえたりもします。
桝谷さんは、人とのつながりを大事にし、たくさんの方に優しいひと時をお届けしたいと願われていました。



取材を通して、私自身も和みのひと時を楽しむことができました。
珈琲ツウではありませんが、そんな私でも安心して珈琲と触れ合える場所が見つけられて、
ちょっと得した気分にもなりました。
今回、お忙しい中、取材にご対応いただいた桝谷さん。本当にありがとうございました!
これからも富山におられる魅力ある方々を紹介していきたいと思っているので、またぜひご覧下さい\(^o^)/
桝カフィ
住所:富山県富山市呉羽町3918-102
電話番号:090-2033-0843
営業時間:≪月~水≫12:00~19:30頃
       ≪日曜≫9:00~17:30頃
定休日:木・金・土曜

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