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富山市まちなか散歩「レポートページ」

【お店情報】大塚金泉堂

【千石町】 甘いものは別腹♪ 「食後のデザート」

「昔から受け継がれている伝統の味を守る・・・」

創業「明治24年」、今年で122年目を迎えた歴史のなが~い老舗店舗「大塚金泉堂」
和菓子専門店として、安心して食べていただける和菓子を守ってこられました。
現在は、5代目ご主人が受け継いで、昔からの伝統の味を守っています。

“10年経てば1人前!”と言われる和菓子職人の世界。
現在の5代目ご主人も、東京の専門学校を卒業してから、3代目より手ほどきを受け、今年で12年が経つそうです。。
「ようやく1人前っぽくになったばかりだからね(*´∇`*)」とご主人。

10年以上勉強しても、ようやくスタートラインにたてる“和菓子職人”
昔から受け継がれている和菓子なので、レシピはありません。
『目で見て、音で聞いて、体で覚える』
先代の作っているところを見て感じながら、繰り返し練習して覚えていったそうです。
ご主人いわく「レシピがない状態で覚えるところが、本当に大変だった」と教えて頂きました。
「やっぱり“職人の技”は、スゴイなぁ~」と改めて思いました。

それでは、代々受け継がれてきた「大塚金泉堂オススメ和菓子」をご紹介しますね。
まず、大塚金泉堂で有名なのが「金つば」
昔から代々味を受け継がれてきた「金つば」は、4年に1回開催される“くまもと菓子博”で審査総長賞を受賞。
和菓子の程良い甘さがありながら、後味は甘ったるさが残らない・・・。
とっても食べやすく仕上がってます。
和菓子が苦手な人にも、ぜひ食べてもらいたい一品です!

そして、金つばには期間限定品が!!
それは、白手亡(しろてぼう)という白まめを使った白粒餡の金つば「京金つば」
京金つばは、白まめがある時期だけ販売する事ができるので、とっても珍らしい一品となっています。
販売期間は、10月中旬~6月上旬。
期間限定品という事もあって人気が高く、当日ないことも・・・。
「食べたい!」と思われた方は、ぜひ事前にご連絡される事をオススメします(*゜▽゜)ノ
看板商品「千代萬喜(ちよまき)」
看板商品「千代萬喜(ちよまき)」
和菓子の程良い甘さがある「金つば」<br>(京金つば、金つば)
和菓子の程良い甘さがある「金つば」
(京金つば、金つば)
さてさて、お次のオススメ・人気の和菓子は・・・
初代の頃から作り続けている看板商品「千代萬喜(ちよまき)」です。
平成元年に、全国菓子博覧会で厚生労働大臣賞を受賞。
柔らかな求肥を焼き皮で巻いて、周りを砂糖水でコーティング・・・。
変化に富んだ味わいと食感が楽しめます。
※ちなみに求肥とは・・・
「粉にした餅米に水と砂糖を足して火にかけて練り、粘りを出したもの」だそうです。

全国でも大塚金泉堂のみが作っている「伝統のお菓子」
県外からわざわざ買いに来られるお客様もいらっしゃいます。
私も頂きましたが、面白い食感でクセになります。
昔から受け継がれている銘菓を、ぜひ味わってみてくださいね。


まだまだ、紹介したい和菓子がた~っくさんヽ(=´▽`=)ノ
ちなみに私からのオススメは、お茶席の和菓子「錦玉(きんぎょく)」
お茶席の和菓子だけあって、見た目はとっても綺麗です。
「さすが、職人技!」と叫びたくなる程、目の保養になります。
見た目に負けじと、味も絶品。
「こんなにも程よい甘さをした和菓子は食べた事がない!」って思ったくらい衝撃を受けました。

この甘さについて、ご主人に聞いてみたところ・・・
「甘さの部分は、砂糖のみです。後味で甘ったるさを感じるのは、人口甘味料が使われているからですよ。」と教えてくださいました。
「なるほど(^ー'*)b 納得です。」
添加物が入っていない事もあって、2日程経つと砂糖が固まってくるそうです。
なので作り置きが出来なくて、その日の分はその日に作られています。
ご希望のデザインで作る事が出来る「錦玉(きんぎょく)」
イベントや大切な記念日などにもオススメですよ(*゜▽゜)ノ

最後に、大事なお知らせが・・・!
他の店舗での販売や配送はされていないそうです。
なので、購入できるのは千石町通りにある「大塚金泉堂」だけとなります。
ぜひお店に足を運んで、絶品の和菓子を食べてみてくださいね(*^▽^*)

近隣のお店にも行ってみよう(*゜▽゜)ノ


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