asahi糀料理教室 旭麻里子さん 「発酵食のコラム」
大人も子どもも 心まぁるく「食のカタチ 育てるチカラ」 2016年6月13日配信
このコラムでは、子育て中や働く方に取り入れやすい「発酵ごはん」をご紹介します。
子どもを授かると「和食」と向き合うきっかけになるような気がします。
そんな和食は、ユネスコ無形文化遺産で海外から高い評価を得ています。
特に「味噌」に対する関心が高いそうですよ。
そんな素晴らしい「ごはん」と「味噌汁」。
離乳食や子育て、旦那様の食卓にと大活躍です。
そして、お味噌と同じく発酵の恩恵であるお醤油、お酢、酒粕など。
家庭で手作りできる塩糀、醤油糀、甘酒を簡単に楽しめるレシピでお伝えします。
質問1 「発酵とは?」
○ 答え
「発酵」とは、微生物の働きによって物質が変化し、人間にとって有益に作用することをいいます。
美味しくなったり栄養価が増したり、保存性が高まること。
質問2 「富山のお味噌は何で出来ているの?」
○ 答え
「米味噌」は、大豆・米麹・塩を原料とし、一定期間発酵されたものです。
味噌のことわざは沢山あり、ひとつをご紹介すると「味噌汁は朝の毒消し」とあります。
昔の人々は経験的に素晴らしさを感じていたようですね。
糀たっぷりの発酵食時短メニュー 「味噌玉とおむすび」
今回、ご紹介するのは「味噌玉とおむすび」。
味噌玉があると、どこでもお味噌汁が頂けます。
朝ごはんに、お弁当のおともに。
味噌と野菜の量をご家庭で調整できるので、市販品より経済的で減塩もでき、かつヘルシーです!
味噌玉
【 材料 】
○ 味噌 小さじ2
○ とろろ昆布 適量
○ ネギ 適量
【 作り方 】
サランラップを使い、味噌をピンポン玉のように丸め、その上に具になる「乾物や野菜」とだしになる「昆布や鰹節」をトッピングし、輪ゴムで留めます。
※具は、切干大根・乾燥ワカメ・お麩・ネギなど、お好きなものをどうぞ!
※だしは、きざみ昆布・とろろ昆布・鰹節など。
おむすび
【 作り方 】
お米の粒をつぶさないように、優しくむすびます。
具は、梅干しと塩鮭。
ごま塩、ワカメ、ヒジキを入れる事もあります。
塩だけでも美味しいですよ!
毎日の食卓で大活躍! 「ごはんと味噌汁」
大人も子どもも 心まぁるく「食のカタチ 育てるチカラ」 2016年6月13日配信